よくある質問
- 質問1
エイトアップってどんな除草剤なの? - エイトアップは、グリホサートが主成分の茎葉処理除草剤です。 品質、効果、安全性、残留性などの審査をパスして、 農林水産省から農薬登録を受けています。 製品ラベルにある「安全使用上の注意」を遵守いただければ、 安心してご使用いただけます。
- 質問2
エイトアップは除草効果が高いけれど、安全性は? - 除草効果は抜群で、雑草の葉や茎にかけるだけで根まで枯らしますが、 エイトアップ液剤は農林水産省登録を取得していますので、 安全性、残留性などの審査をクリアしており、人や動物にも安全です。 エイトアップの有効成分は、アミノ酸であるグリシンと、 肥料にも使われるリン酸が結合したものです。 その成分が、植物にしかない「シキミ酸経路」に作用し、 アミノ酸が作れなくなるため、植物全体が餓死して(枯れて)しまいます。 人や動物にはこの経路がありません。 そのため、人や動物に対しては毒性をあらわさないのです。 使用前にはラベルの「安全使用上の注意」をよく読み、 使用方法を守ってお使いください。
- 質問3
エイトアップをまくと、土や水は汚染されない? -
土に落ちたエイトアップは
- 土の粒子に吸着して除草効果がなくなり
- 土中の微生物のエサとなり、水・炭酸ガス等に分解されるので、土壌も地下水も汚しません。
- 質問4
エイトアップは樹木の近くにも散布できるの? - 完全に木質化した幹、枝はエイトアップを吸収しにくいので、 樹木の根元付近の散布も安心です。 ただし、樹木の葉や、その年に新しく伸びた枝(緑枝)、 新しい傷口などはエイトアップを吸収してしまいますので、 樹木の根元に散布する場合にも、枯らしたくない植物(樹木)への飛散に十分ご注意ください。
- 質問5
エイトアップで雑草を枯らした後に、すぐに草花の植え付けをしてもいいの? - 有効成分グリホサートは土に落ちるとただちに土壌の粒子に吸着され、除草効果を失います。 そのため、土壌中を移動することや、根から吸収されてほかの草を枯らすことはありません。 その後は土壌微生物によって分解されるので、害はない上、地下水を汚染しません。 安心して雑草を枯らした後の種まきや植え付けができます。 作物によって使用方法が異なりますので、ご使用前にはラベルをよく読み、 使用方法を守ってお使いください。
- 質問6
エイトアップはいつ撒くのが効果的? - 雑草が生長活動を行っている生長時期であれば、温度、土壌条件に関係なく使用できます。 ただし、降雨時は不可です。雨上がり後は、草葉の水滴が完全に乾いてからの散布をお勧めします。 散布後6時間以内の降雨で効果が劣ることがあるので、雨の降らない日を選んで散布してください。 また、寒い時期の散布でもゆっくり根まで枯れます。
- 質問7
エイトアップ100倍液を3日前に散布したけど、効果がでないのですが? -
エイトアップは植物の生理機能を上手に利用し、生育を阻害して枯らせる除草剤なので、
じっくり待っていただく必要があります。
雑草の葉や茎に付いたエイトアップが雑草内に取り込まれて 目に見える効果があらわれる(枯れ始める)まで約7~14日かかります。
これは、雑草の種類や散布の時期によっても変わってきますので、焦らずにお待ちください。
なお、気温の低い時期では、更に時間が必要となることがあります。
◇「汚れ」はありませんか?
希釈する水については、明らかに汚れている水だけでなく、 井戸水や川の水を使用した場合も、水に含まれる微細な汚れに有効成分が吸着してしまい、 効果が低下する可能性があります。
また、散布する草葉が汚れている場合も、効果が低下することがあります。※枯れ始めるはずの時期になっても枯れる様子がない場合
◇希釈倍率は適正でしたか?
散布濃度が不十分な場合、一部の頑固な雑草は枯れ残る場合もあります。
希釈表や除草暦を参照ください。◇薬液はきちんと葉にかかっていましたか?
エイトアップは葉から入って根まで枯らす除草剤です。
十分な量の薬液が葉にかかっていないと、正しい効果が得られません。
根から吸収されないので、土に直接かけても除草効果はありません。◇雑草は十分に育っていましたか?
散布の前に草を刈るなどして、葉の数が少なかったり、小さな葉しか残っていなかったりしませんでしたか。
枯らすのに十分な薬量が葉から吸収されない場合は、地上部が枯れ残ったり、 地下の根まで完全に枯らすことができないことがあります。